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手蜘蛛絞りのゆかた!

手蜘蛛絞りのゆかた、
ようやく染めあがりました!

 

とっても長かった!
13メートルは長かった!

 

朝起きて、ごはんを食べる前にすこし絞り、
仕事から帰って夜ごはんを作る前にすこし絞り、
ごはん後、洗い物を済ませてからすこし絞り、
ピアノや竜巻絞りで気分転換してからすこし絞り、
休日、ちょっとがんばって絞り…

 

自分を奮い立たせながら
なんとかかんとか絞り切った
感じです。

 

両手の指(特に左の親指)先の皮膚が
硬くなっているように思います。
だから、ピアノを弾くときに
ちょっと滑る感じがするというか
ホールド力が弱まっている気がします。
ただの趣味なのでぜんぜん気にしていないの
ですが!

 

ほんとうは、もう少し隙間なく
美しく絞りたかったけれど
今の実力ではこれが精いっぱいといった
ところです。がんばった、がんばった。

 

はじめてのスレン染料の扱いにも
やや苦戦しつつ。染め上がりがこんなにも
紫なのに、解いたらきちんと濃紺になっている
とか、意味が分からない、などと
ぼやきつつ。

 

このゆかたもまた、仕立てたら
とんでもなくかっこよくなりそうです。
着こなせる女性にならなくちゃ、です。

 

染めあがった反物に
さっそく乗る、うちの黒猫つゆ。

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竜巻絞りのゆかた!

竜巻絞りのゆかたが
染めあがりました。

 

両腕は筋肉痛!

 

絞るのもたいへんだけど
解くのもたいへん!

 

↓解き職人をしてくれた
むすめたち。

そんなに整った縞にはなりません
でしたが、ある程度のランダムさは
出したかったので、まぁよしとします。

 

これは、仕立てたらかっこいいゆかたに
なるだろうなぁ。

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竜巻絞り~お道具編~

手蜘蛛絞りと同時進行で
竜巻絞りもすすめていました。

 

ご覧の通り、リビングは
数日間カオス状態に。

 

というのも、手蜘蛛絞り
13メートルびっくりするほどすすまない!

 

後半は慣れてきてなかなか早く
絞れるようになるのですが、始めたては
2粒絞って辞めてしまう日も。
え?一か月で絞れるの?というか
この夏中に終わる?今年中ももしかして
無理なの?と、気が遠のいておりました。

 

ということで、気分転換に
はじめてみたのが竜巻絞り。
こちらも初めての絞りなので、
芯をつくってみるところから
はじめました。

 

事前に、試し染めをしていて
芯も短いものをつくってみていて。

 

1回目↓

2回目↓

3回目↓

まぁまぁ許容範囲かなと
早々に本番のゆかた反物用の
芯をつくりはじめたのですが…

 

これがまたまたたいへん。
紐を束ねてテープで巻きつけるだけ
のはずなのに、13メートルとなると
絡んだり長さがそろわなかったりと
パニックに。

 

泣きそうになっていると、長女が
「ひよちゃんがやってあげる」と
きれいに絡まりを解いてくれました。
とてもたすかりました。

 

この芯に、13メートル分のゆかた生地を
タックを取りながら巻き付けていき
紐で縛り上げていくかんじです。

 

こちらの技法は、腕の筋肉痛と
闘いながらの作業となりました。

試し染めをしては「失敗だぁ~」と
嘆くわたしを、見守ってくれていた
長女のお友だち。
「しまうまみたいでかわいいよ~」
と励ましてくれていました。

 

そのお友だち、おやつにわたしが
たいやきを焼いていると
手伝ってくれて、ほぼ一人でぜんぶ
焼いてくれていました。

きなこカスタードと
コーヒーカスタード味。
おいしかったです。

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手蜘蛛絞り~お道具編~

夏といえばゆかた。
手蜘蛛絞りのゆかたは、憧れです。

 

先日から何本かゆかたの反物も
絞り染めをしているので、この際
手蜘蛛絞りにも挑戦してみることに
しました。

 

といっても、お道具も無いため
せっせと手づくり。
いつか下鴨神社でいただいた葵箸を
テーブルに固定して、まちばりを刺した
だけの絞り器です。
実は、もうすこしずんぐりむっくりの
絞り器一号をつくっていましたが、あまり
絞りやすくなかったので、これが
第二号器です。

 

いまのところ、しっかりと
絞れています。

 

こちらはお試し染め(玉ねぎ染め)を
したもの。

 

隙間なく、なるべく白場を多く
すっきりと絞りたいのですが
なかなか上手にいきません。

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ジューンベリーで折り縫い絞り

フェイジョアの、リボンみたいな
折り縫い絞りがいまいち納得がいかず、
こんどは同じくお庭のジューンベリーの木の
枝で絞り染めをしました。

 

ゆかたの反物1反、13メートル!

 

もうちょっと、かわいらしいピンクに
なってくれたらよかったのですが、
どちらかというと薄茶のようなベージュカラーに。

 

前回と、たたみ方や縫い締め方をすこし
変えたので、柄の雰囲気もすっきりと
華やかになりました。

雨が降る前に、と
日の沈んだお庭へ出て
せっせと木を切ったのでした。

 

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ジューンベリー染め

むすめたちとお友だちによって
あっという間に採りつくされた
ことしのお庭のジューンベリー。

 

ということで、伸びきった枝を
すこし剪定して、ジューンベリー染めを
してみました。

 

アルカリ抽出で煮出し、
ミョウバン媒染でやさしいピンクベージュ。
銅媒染でこっくりくすみピンク。
鉄媒染でかっこいいレバー色。

 

ちょっと桜の木に似ている気がします。

 

前回納得いかなかった
折り縫い絞りの、試し染めあれこれ。

 

収穫したジューンベリーは
次女が、シロップとジャムにしました。

 

ついでに、近所の道端に生えていた
セイタカアワダチソウで草木染を。

 

↑アルカリ抽出。左から、二番液/三番液。
共に銅媒染。
なんでこんなに色が違うのでしょう。
ふしぎです。

 

写真を撮った後の生地に
なぜか必ず乗っている愛猫つゆ。

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お誕生日とフェイジョア染め

お誕生日をむかえました。

 

歳を重ねることに対して
とくになにかを思ったりすることは
ないのですが、お祝いしてもらうと
やっぱりうれしいものです。

 

お庭のフェイジョアがひっそりと
咲き始めたころ、伸びに伸びた枝を
ちょっとだけ剪定して
草木染につかいました。

 

木を切るときに、枝に
七夕さま?が居ました。
七夕さま、なのか、雪ん子なのか。
こどもたちに見せると、
「かわいい~~~」と言っていました。

ずっとやりたかった、リボンみたいな
形の、折り縫い絞りです。

 

ゆかた用の木綿生地を染めたので
13メートル!
生地を折りたたむのも、縫い綴じるのも
なかなかたいへんな作業でした。

 

今回、はじめて着尺を草木染で
そめるということで、大きなお鍋も
買いました。

 

猫も茹でられそうなお鍋です。

 

きれいなグレーに染まったものの、
絞りはあまり納得はいかず。
またリベンジする予定です。

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日傘染めた!

きれいな色の日傘が欲しくて
染めてみました。

 

はじめは、「こんなの一枚の生地に
ふわ~っとぼかし染めしてカットして
縫製したらかんたんにできるわ」
くらいに考えていたら、大違い。

 

傘に生地を張るにも、生地目があって
生地目通りに二等辺三角形を8枚切らなくちゃ
ならなくって。
ということは、四角い生地を無駄なく取るには
ぼかし染の色が交互に入ることに
なってしまうし、ぼかしを上手につなげるのは
引き染め素人のわたしにはちょっと
難しすぎる。
それに、幅のある大きな一枚の生地を
ぱんを張れるような張木は無い。
さてどうしたことか!

 

とあれこれ考えて結局、生地目通りに
生地を切ってから、ミシンで仮縫いし、
伸子でどうにか傘の形に生地を張り、
色さしをすることに。

 

ここまでですでに疲れてしまっていたと
いうのは言い訳で、大雑把なわたしは
色の試験もせず作った色で一発染め。

 

なんとか形になりましたが、
代々型彫り職人のお義母さんの目は
ごまかせず、紫の方のぼかしの足が硬いことを
(ぼかしのグラデーションが上手じゃないということ)
指摘される始末。

 

というか、型を彫る職人さんなのに
染めのことまで気づくってすごい!
紫の方は、助剤の糊気をいれすぎて
けっこう必死にぼかしていたので
そこに気づく人が身近にいて、なんというか
うれしく、興奮したのでした。

 

パパの実家に行くと、お義母さんに染め物の
話を聞いてもらうのがいつもたのしみな
わたしです。

 

わたしがする作業をいつも見守り、
点検を怠らない黒猫つゆ。
伸子が刺さるよ。あぶないよ。

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母の日。

母の日のプレゼント。
父の日をどうしても忘れがちなので
お義父さんにもいっしょに渡せる
プレゼントなにかないかな?と
パパに相談すると

 

おやじにはキャップ。
おふくろにはショール。

 

とのこと。
たしかに、お父さんはよくキャップをかぶって
いますし、首の細くて長いお母さんには
ショールはお似合いです。

 

とはいえ、人からもらう衣料品って
趣味もありますし、身に着けないことも
多い気がして、選ぶのがむずかしい!

 

ということで、身につけなくても
記念になりそうな、
(むしろ身に着けるのはどうなのか!?)
パパの実家の愛猫そらちゃんを
染めることに。

 

ハンカチくらいは
使ってもらえるかも
しれません。

そらちゃんにもこっそり
プレゼント。
うちの黒猫つゆの毛玉ボールです。
ふふふ。

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ゆかた染めた!

はじめて、ゆかたを染めてみました。

 

竺仙の奥州小紋みたいな
遠州木綿の生地が手に入ったので
せっかくなら、と竺仙風に。

 

13メートルも糊を置いたのも
はじめてならば、13メートルの生地を
リビングに張ったのもはじめて。

 

とくに糊置きは、糊が乾かないうちに
愛猫つゆが乗ったりしたらどうしよう!と
心配でした。
そんな気持ちを察してか、近くでそっと
見守り続けてくれていたつゆ。
かしこいねこちゃんです。

はじめてのことだらけで
失敗もありましたが
なんだかんだで楽しく染められました。

 

図案は、若冲の「玄圃瑤華」より、
蔦と虫の図をアレンジして。

 

がんばりついでにと、
お仕立てもじぶんでしてみました。

 

こちらも失敗もありましたが
手縫いの良さにも気づけて
なにより、自分にジャストサイズの
ゆかたの着やすいこと!

 

日舞のお稽古で今着ているゆかたは、
本染めのとっても良いゆかたですが
いただきもので、背縫いがすっかり右脇まで
来ています。それでもきれいに着られるのが
ゆかた(着物も)の良いところだったり
するのですがね!

 

これを着て、お出かけするのが
たのしみです。