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2020

過去に書き溜めたブログより。

 

 

 

 

 

<6月>

 

 

 

 

 

 

「おたんじょうび」

 

 

 

 

 

 

次女が5歳をむかえました。
次女のリクエストのエンゼルケーキ。

 

見た目はおどろおどろしいですが
生クリームにホワイトチョコが入った
クリームが、おいしかったです。

 

 

 

 

 

 

「草木染とスケッチ」

 

 

 

 

 

 

長いお休みの間、家にいる時間が
長かったのですが、むすめたちは
いつも楽しいことを探して
遊んでいました。

 

染め物に夢中になっている
母の横で、むすめたちは家や車を
スケッチしたり、近くの道路脇で
摘んできたお花をスケッチしたり。

 

次女のこの絵、大好きです。

 

名前が「るたほ」になっています。

 

長女はこれ。

 

ふたりともよく見て描いています。
先日の、公園で拾った藤の花で
染めた生地はこんな色に。

そして、家のお庭に咲いていた
枯れかけのラベンダーで染めたら
こんな色に。

 

時がたって、どれが何媒染だったか
さっぱりおぼえていません。
ラベンダー染めは体によさそうなので
姉妹のマスクの内側の生地に
使ってみました。

 

川沿いにたくさん生えていた
ギシギシ。

長女が登校日で学校へ行った日に
次女と摘んでいました。
こんなときにかぎって、お友だちの
パパに遭遇し、「その草、食べるの?」
と聞かれ 恥ずかしい思いをしました。


 

次女は隣で、草を摘むのに夢中でした。
ギシギシは、この黄色のマスクです。

 

いとこのおばちゃんに頼まれて
ちょっと商品のようにカッコつけて
つくってしまいました。

 

同じくマスクにつかった
ドクダミ染めの生地と、長女秘蔵の
どんぐり染めの生地。

 


どんぐり染めのピンクベージュが
かわいかったです。

 

 

 

 

 

 

「謎の木染めとドーナツ」

 

 

 

 

 

 

長いお休み中に、こどもとお散歩がてら
公園にいったときのこと。
遊具もない広場をただただ走り回る
こどもたちを横目に、次女と、藤の木の
棚の下に落ちていた藤の花をあつめたり、
広場に落ちていた木の枝を拾ったり
していました。
この謎の木の枝。

 

秋にはどんぐりがたくさん落ちている
公園なので、カシかな? と思うのですが、
不明です。シイの実は落ちてなかった
気がします。

 

家に持ち帰って、さっそく謎の枝染めを
してみました。

 

煮ているととても安らぐいい香りが。

そのまま数日放置したため染液が
すごい色になっていました。

 

左から鉄媒染、銅媒染、ミョウバン媒染。
むすめたちは、何日かつづけて
ドーナツを作っていました。

 

きなこにシナモン、あんこ、レーズン、
粉砂糖。次女てづくりベリージャム、
チョコ。味いろいろです。
草木染をした生地は、このあと型染めと
墨描きで仕上げをしました。

 

↑一匹、絞りのときに
帽子絞りのビニールをかけ忘れ
線になってしまいました。
とほほ。

 

 

 

 

 

 

「父の日とねこ」

 

 

 

 

 

 

ちょうど先日の父の日に
おじいちゃんとおばあちゃんに
会いに行きました。
ねこ、つゆの成長も見てもらいがてらです。
父の日には、名入りの夫婦箸を
プレゼントに。

 

つゆは、順調に成長してくれている
ようで、日に日にねこらしい仕草を見せて
くれます。 家族全員、つゆが愛おしくて
たまらないのですが、なにせ体も目も黒い
ので写真に撮ってもピンボケばかり。
黒い塊の中に 潤んだ瞳がきらりと白く
映っているだけの写真ばかりがスマホに
溜まっていきます。

 

むすめたちが着てくれているのは
最近型染をしたTシャツ。

 

手描き友禅で作っていたシミみたいな
形のモンスターのミッキーバージョン、
シミミッキーがテーマです。
姉妹は「こわい」と言っていましたが
わたしが頼むと嫌がらずに着てくれるので
とてもありがたいです。
つゆは黒猫、といってもちょっとキジ猫が
入っていて手のところだけ白髪みたいに
ちらほら白い毛があったり、足やおなかに
しましま模様がうっすら見えたり しています。

 

お目めは、いまのところ
ちょっとだけブルーです。
お義母さんも 「たまらん~~~」と
言っています。 日に日に足腰がしっかり
してきてお耳も大きくピンとしてきた気が
します。
これからがたのしみです。

 

 

 

 

 

 

「どくだみチンキ」

 

 

 

 

 

 

お休み中に、お庭の片隅で
満開になっていたどくだみのお花。

 

染め物や、お茶にしたりと
お世話になっていますが、ことしは
はじめてどくだみチンキなるものを
作ってみました。

 

といっても、お花を摘んで洗って
ホワイトリカーに漬けるだけ!
お花は、お隣のおばあちゃんの敷地から
家の塀際のお花を、手を伸ばして
摘ませてもらいました。なんでも、
虫刺されのかゆみ止めになるのだそうです。
山の幼なじみは、薄めて化粧水としても
つかっているらしいです。

 

あの特有の匂いは、リカーに漬けると
香りが変わり、なんだか落ち着く
良い香りになっています。
二週間たった今、液はこんなにきれいな
琥珀色に。

 

見た目もすてきなので、つい
ちゃぶ台の上に置いていると、
「ママ~、どくだみ塗って~」と
むすめたちが虫刺されを見せてきます。
一度塗ると、同じ場所を塗ってとは
今のところ言われていないので、
効いているのかな?

 

 

 

 

 

 

「あたらしい家族」

 

 

 

 

 

 

わたくしごとですが一家の
一大ニュースです。
10日の夜中、パパが
生まれてまもない子猫を拾いました。

 

すぐに夜間の動物病院にいって
子猫あたためグッズとミルクセットを
購入し、その夜からミルクを
飲んでもらっています。
うっすらとトラの縞模様の見える
黒ねこです。

 

そのとき147gだった体重は
今朝には158g。ミルクも上手に飲んで
くれるようになり、両目もぱっちり
開きました。ねこらしい仕草も
すこしずつ出始めていて、かわいくて
家族みんなメロメロです。

 

お名前は、つゆ。
京都が梅雨入りした日に拾った子なのと、
めんつゆの色も黒いのと。
本当は、性別が分かってから決めようねと
それぞれがいろんな名前を考えていましたが、
パパからぽろっと出たこの名前に
みんな一瞬で賛成しました。

 

外で子猫が30分以上鳴きつづけていたのを
こどもたちを寝かしつけ中からずっと
心配していたパパ。こどもたちが寝静まって
からいそいそと探しに行き、お向かいの家の裏で
発見した小さな黒猫を片手に帰ってきました。

 

パパが運んでくれたすてきなご縁に
むすめたちはおおよろこび。
「お世話する」というのが
なでてあげるとか、ミルクをあげるとか
そういうことだけではなくて、ミルクを
飲ませた後の哺乳瓶をきれいに
洗って乾かして、テーブルをきれいに
することまでなんだよ、ということ。
夜、3時間置きにミルクをあげてくれる
ミルク係さん(主にわたし)に、お昼間
そっとタオルケットをかけて寝かせてくれたり、
ミルク係さんが手を離せないからお風呂上りに
妹の髪の毛を拭いてあげるとか。
そういうことも猫ちゃんのお世話のひとつに
なってるんだよということを、分かってもらえる
だけで、なんだかうれしいです。

 

これは、きのう染めた猫のおもちゃです。

長女が持ってきたネズミを参考にしました。

まだまだ赤ちゃんすぎて遊べませんが。
染めも糊の具合もみごとに失敗したので
こんどまた作り直すときには、中に鈴も
いれたいです。
パパは猫をたくさん保護してきた
経験者ですが、わたしはまったくの新米。
だいやすにも、ねこちゃんを飼っている
スタッフがたくさんいるので
いろいろ教えてもらいながら
育てていけたらとおもいます。

 

 

 

 

 

 

「帯のつづきといちご大福」

 

 

 

 

 

 

先日、たまねぎ染めで絞り染めをした
生地に、型染めと墨描きをして仕上げました。


 

鳥は、コヨシキリ。
絞りは、いろいろあって
ツルニチニチソウの柄を絞ってありますが、
結局たまねぎでそめたので、きゅうきょ
たまねぎの柄も足しました。
(本当はお花の柄の予定でした。)

 

大好きな、鈴木紀絵さん風の仕上げです。
そしておやすみ中にちょこちょこ
作っていたいちご大福。
求肥はわたしがつくりますが、
あとはむすめたちまかせです。

 

長女、あんこを24gずつ計る係。
次女、そのあんこを丸める係。
ふたりでいちごをあんこでくるんで、
それを求肥でくるみます。

 

 

 

 

 

 

「たまねぎ染め」

 

 

 

 

 

 

おやすみ中に、2本目の帯を染めようと
あれこれ考えていました。
絞り染めがいまいち上手にできないので
調べると、わたしのよく使う ‘帽子絞り’と
いうのは、プロの職人さんは、絞り台を
使って しかも男の人が力をこめて
絞っているのだそう。
ということで、絞り台の代わりになる
器具を自作してみることに。

 

これが、思いのほか ぎゅっと絞れる!

 

絞りの仕上がりをちゃんと見るために
今回は濃い色に染まる植物を
探していました。
見つけたのが、近所の道端にたくさん
生えているツルニチニチソウ。
濃いグリーンに染まるのだそうです。
が、実際に採取しに行くと 等間隔に
植えられているようで 取ってはいけない
場所のよう。誤算でした。
ということで、自宅のキッチンに
貯めつづけていたたまねぎの皮を
いよいよ使ってみることに。

 

たまねぎの皮染め。 銅媒染。

 

もっとベージュっぽく染め上がる
予定でしたが、金茶みたいなすごい色に…
でも、絞りはとってもきれいに
仕上がりました。
やっぱり道具って大事なんだなぁと
改めて思った日でした。
後日さらしのハギレも染めて。

 

左から、鉄媒染、ミョウバン媒染、
銅媒染。
どの色も、こっくりとした発色が
きれい。 たまねぎは優秀な染料なん
だなぁと おもいました。
この帯は、このあと 型染めと
墨描きをして仕上げました。

 

 

 

 

 

 

「ほっかむりとかき氷」

 

 

 

 

 

 

おやすみ中、むすめたちとよく
お料理をいっしょにしていました。
ふたりとも髪が長いので、
ほっかむりをする手ぬぐいを
染めたいと ずっと思っていて。
どんな柄にしようかなぁと
かんがえていると、
「髪の毛を切りたい」と
言い出すふたり。
あんな髪型もこんな髪型も
長い髪の毛だからできたのになぁ。
長いの可愛いのになぁ。

 

そんなことを考えていたら
そのまま柄になりました。

 

暑かったのでかき氷。
違和感がなかったのか、気に入ったのか
食べるときもほっかむりのまま。

 

ごちそうさまの後にそのまま
外に出ていこうとしたので
さすがに止めたママでした。

 

 

 

 

 

 

「桜もちとモビール」

 

 

 

 

 

 

いつだったか作った桜もち。
ことしは、関東風の桜もちを
つくりました。
春に数枚いただいた桜の葉っぱを
塩漬けにしてあったので、
それを使って。

 

食紅でほんのりピンクにした生地を
クレープみたいに焼いて。
長女がつくった桜もちは
ぜんぶ葉っぱが裏面でした。

 

姉妹は葉っぱをはがして
食べていました。

 

その隣で、山の友人のお店に収める
人形の裏面をせっせと彫りすすめる母。
モビール用のドールをいくつか
つくったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

<5月>

 

 

 

 

 

 

「お庭の草木と染めもの」

 

 

 

 

 

 

長いお休み中に、着々と季節はすぎ、
庭のジューンベリーの花は散り、
実が色づきはじめて、数日前に収穫を。

 

これが

↓これに。

眠っていた草木も芽吹きはじめて。
これが

↓これに。

これが

↓これに。

藍も、わさわさと葉が大きくなって、
あたらしく植えた朝顔も、
双葉のつぎの、本葉がでてきました。

 

夏のような陽射しのある日、
庭で‘道端の雑草’の本と庭の雑草を
照らし合わせる母の隣には、
ジューンベリーの葉っぱを食べる
虫を図鑑で調べる長女の姿。

 

お休み中は、これが日常の風景でした。
さて、この季節にお庭に生えはじめる
ドクダミの葉っぱ。
いつかはお茶にしていただきましたが、
ことしは草木染にしてみることに。

 

この匂いにも慣れて、むしろ
好きなにおいになりつつあります。

 

かなり、わたし好みの色に
染まりました。
グレーがかったやさしいグリーン。
たしか銅媒染。左が濃染処理ありで、
右がなしです。木綿の生地は、
絹のようには よく染まらないため、
濃く染まるための 下処理が要るのですが、
この処理があるのと ないので、
ここまで差が出るなんて!

 

この生地は、むすめたちのがま口の
内側の生地にするため、無地染めにしました。
その他にも、庭のラベンダーの花染め。
川原のギシギシ染め。
公園で拾った謎の枝染め。
公園で次女と集めた藤の花染め。
掃除をしていたら長女の机からでてきた
秘蔵のどんぐり染め。
そら豆を食べた後の皮染め…
またちょこちょここのブログにも
書かせていただきますね。

 

 

 

 

 

 

「森の中のパン屋さん」

 

 

 

 

 

 

長いお休みをいただいておりましたが
先日からちょこちょことだいやすでの
お仕事もさせていただいています。
お休み中は、むすめたちとの
バタバタな毎日でしたが
こどもといっしょにすごす中で、
いろんなものをいっしょにつくったり
わたしの染めものをいっしょにするように
なったり、ピアノを弾いたり。
産後初くらいの、むすめたちとの
貴重な日々でした。

 

さてうちでは夜、寝る前に
好きな本を一冊ずつ音読するという
のがここ数年のお決まりパターン。
先日は、姉妹の大好きな「チリとチリリ」
の本でした。

 

お話の中に‘森の中のパン屋さん’が
出てくると、「このパン屋さんしたいね~」
となり、さっそく翌日、
森の中のパン屋さんをすることに。
生地をこねるのは機械にまかせて。

 

すりおろし人参入りの生地や、
パプリカパウダーで着色した生地に…
姉妹は好きなものを包んで。
レーズンにウィンナー…

 

焼きたてのパンには、
姉妹がそれぞれ担当してつくった
シナモンりんごジャムと、
大粒のブルーベリージャムを
たっぷり挟んで。

 

お客さんがくる間もなく、
姉妹の胃袋に大半のパンがおさまった
のでした。

 

 

 

 

 

 

 

<4月>

 

 

 

 

 

 

「おやつ」

 

次女のリクエストで
さいきんよく、肉まんをしています。

 

↑次女作。

 

ある日は、夕食までのあいだの
おやつになり、ある日は
昼食のメインディッシュになり。
皮はホームベーカリー任せで
機械がこねてくれている間に
具を用意。

 

あくる日の中身は、前日に長女がひとりで
つくったりんご&レーズンジャムと
ウインナー&チーズに。
(ひとつ、ハズレはきゅうり入り!)

 

またあくる日の中身は、
定番の豚肉。

 

玉ねぎがしゃきしゃきしておいしく、
手づくりは手づくりで
おいしいなぁと、思うのでした。

 

 

 

 

 

 

 

「うれしいお便り」

 

 

 

 

 

 

先日染めたのれんを友だちに
送ったら、「のれん好評だよ~」と
いうお便りが。
写真で見るよりずっといい!との
ことで、気に入ってくれたようで
ほっと、ひと安心です。
こんな時期で、なかなか
みんな来てね~と言えない
状況だとはおもうのですが、
愛される喫茶店になってほしいです。

 

↑これは勝手に家につけてみた
そののれんです。

 

わたしの染めた雑貨も置いてもらう
はずでしたが、値段をつけないと
だめなのだそう。
一応手描きの糸目友禅なので、
手間はやたらかかるくせに、
仕上がり(染めと縫製の粗悪さ)と
価格は釣り合わず、値段なんてつけら
れませんでした。

 

そこで、彼女のお店用になにか、
値段のつけられそうなものを
考えようと、第1弾を型染めで
つくってみました。

 

↑蒸し&水元前。
↓蒸し&水元後。

 

チャーム的なミニドール(?)。

 

枠にいくつか吊るすと、
モビールになったり。
ミニサイズなので、型を彫るのが
けっこう大変でしたが、たのしかったです。

 

生地はもちろんだいやすで
買いました。

今回、はじめて屋号(?)を考えて
みて、いくつか彫ってタグを染めてみた
感じで決めようと思っていました。
が、細かい作業すぎてあきらめ、
最初に彫ったものをそのままつかうことに。

 

モチーフのチョイスは、わたしが
いくつか描いた図案から、てきとうに
選んだので、‘ステゴサウスル’や‘人魚’は
第2弾ね~と話しているとその友だちから
‘雪男(イエティ)’を追加してほしいとの
要望が。

 

もともと‘ケンタウルス’は候補に
描いていました。
イエティ、採用されるかな??

 

 

 

 

 

 

 

「サイクリングお花見」

 

 

 

 

 

 

先週のにちようび。
ことしは、にぎやかなお花見は
できないので、近所をすこし
自転車で走り、桜を見てきました。
立派な梅の木には
もう小さな実がたくさんついていて。

 

川沿いをすすむと、桜並木が
とってもきれいでした。

 

葉桜になっているのを発見した長女。
去年の桜餅づくりを思い出したらしく
「またつくりたい~」と葉っぱを
取ろうとしたので、焦って止めました。
すこし帰り道を変えると
駄菓子屋さんを発見。

 

いつも、スーパーのお買物でさえも
家か車の中でお留守番のむすめたちに、
すぐに選ぶことを約束して
お菓子を買って帰りました。
お家ではまた、ぼうずめくりをして
いつものように、べらぼうに強い
次女でした。

 

 

 

 

 

 

「はじめて帯を染める」

 

 

 

 

 

 

先日、カラスノエンドウ染めで
絞り染めした生地に、
型染めと墨描きで柄をつけました。

 

なんとなく、チャンチン染めの
ような雰囲気が出せたらと思ったのと、
モリスのいちご泥棒の柄に
憧れがあったのとで、
点々だらけのすずめの柄に。
こんな、点々だらけの図案を
カッター一本で彫るなんて無理だと
おもい、伊勢型紙のお店で ‘丸キリ’と
いうお道具を買いました。

わたしが選んだのは、直径1.2mmの
7号というサイズでしたが、
0.1mm~0.2mm刻みで
たくさんのサイズがありました。

この、丸い口先で、くるっと回して
くり抜く感じです。
これが、とても楽しい!
きれいな、小さな丸がみるみるまに
切り抜かれていきます。

くり抜かれた丸は、この穴から 出てきます。

型紙に紗張りをして、糊を置いて…

色挿しして…(染料を炊いているところ)

蒸して水元して…

染めは完成!

すずめに、カラスノエンドウに
お庭のイワダレソウに
てんとうむし…
身近なものばかりを描きました。

胴の柄は、帯留めに実とか
虫とかをつけたら、
鳥さんがついばんでいるように
見える位置に配置しました。
が、芋虫の帯留めなんて
あるのかなぁ?
糸目っぽいデザインなので、
いつもより、防染力強めの糊に
つくったのと、生地が厚く凹凸もあるので
ぼかしの足ががさがさとどうしてもきれいに
いきませんでしたが、そこもまた
味わいなのかと諦めました。

 

芯を入れて帯の形に
仕上げるのもまた、たのしみです。

 

 

 

 

 

 

「藍の種をたくす」

 

 

 

 

 

 

庭のジューンベリーの花が
満開で、とってもきれいです。

夜の姿にもひそかに癒されています。

プランターの藍は
つぎつぎに芽を出し、元気に
育っています。

 

ですが、種はまだまだ
たくさんあまっていて、うちの
狭い庭では育てきれないので、
実家のばぁばの広いお庭で
育ててもらうことに。
長女にたのんだ宛名書き。

 

まだ習っていない漢字もがんばって
書いてくれました。
「“種在中”って書いといて~」と
たのみ、次女に切手を貼ってもらいました。
ポストに出しに行くと、
朝まで工事中で入れなかった
公園がちょうど開園(?)されたよう。
ぴかぴかの遊具に、おおはしゃぎの
むすめたちでした。

 

 

 

 

 

 

<3月>

 

 

 

 

 

 

「お庭の春とぼうずめくり」

 

 

 

 

 

 

先日まいた藍の種から
きのう、芽が出ていました!

いちばんに見つけたのは、
毎朝お水をあげてくれていた次女。
ではなくわたしでした。
ふつか、雨がつづいたので
もしかして?と朝一で庭に出て
みたところ、発見しました。

ジューンベリーの花も
もう、咲きそうです。
そして、先日摘んだカラスノエンドウで
はじめて帯を染めてみました。

草の量が足りなかったのか、
摘む時期や摘んだ場所がちがうからか、
地厚の生地のせいか、
濃染処理にまずいところでもあったのか…
このあいだのカラスノエンドウ染め
よりも、渋くて淡い色になって
しまいましたが、絞り染めはわたしに
しては上出来 なので、一歩前進かな?
このあと、型染めや墨描きで
仕上げようか、糸目友禅にしようか
まだ、悩んでいます。

炊いたり、浸したり、また浸したり…
染めものに、待ち時間はつきもの。
みんなでぼうずめくりを しています。

なぜか次女がべらぼうに強いです。

 

 

 

 

 

 

「梅の枝染めと化け猫」

 

 

 

 

 

 

先日から、キッチンの片隅に
放られていた梅の枝の染液の色が
だいぶ濃くなっていたので
染めてみました。

銅媒染で、オレンジっぽい茶色。
鉄媒染でグレーベージュみたいな色に。

他の草木染と並べてみました。

(左から)ヨモギ染め・銅媒染、
カラスノエンドウ・銅媒染、
カラスノエンドウ・銅媒染、
ユーカリ・ミョウバン、
カラスノエンドウ・鉄媒染、
ビワの葉・鉄媒染、
さくらの枝・銅媒染、
さくらの枝・銅媒染、
梅の枝・鉄媒染、
梅の枝・銅媒染。

 

今回は、ねこの形での
絞りに挑戦してみましたが、
中に染料が入り、微妙なしあがりに。

色挿ししていると、次女が「こわ~い」と
ねこの瞳を 怖がったので、まん丸の瞳に
胡粉を重ねて描き変えましたが、
蒸して水元したら…

化けの皮が剥がれて、元の瞳に。

色柄ともあいまって、幽霊のねこみたいに なってしまいました。

ねこなので、魚を追いかけています。

絞り染め、すこしずつ 上手になっていきたいものです。

 

 

 

 

 

 

「春さがしとイタチ」

 

 

 

 

 

 
藍の種を蒔いてからというもの、
むすめたち(とくに次女)が
毎朝お水をあげてくれています。

藍の芽が出るのをいちばんに
見つけたいそうです。
ふと視線をあげると
ジューンベリーの蕾が
ふくらんでふわふわと毛を
生やしていて。

水やりのついでに触っている
次女です。わたしも触ると
ほんとうにふわふわしていました。
次女が保育園に行くのだと
言い張ったきのう、しかたなく
長女とわたしのふたりで、トカゲを
探しに隣の学区の公園に。

あちこちで、いろんな桜が 咲き始めていて。

菜の花もきれいでした。

トカゲはいませんでしたが、
川原で長女が見つけたのは
イタチ(!?)でした。

はじめて見ました。
わたしはわたしで、土手の
カラスノエンドウを摘ませてもらって
いて。

日に日にあたたかくなって
何か新しいことに挑戦したくなったり、
春は、なんだかそわそわしてしまいます。

 

 

 

 

 

 

「山の幼なじみのお店」

 

 

 

 

 

 

山に住む幼なじみが
この春、お店をオープンすることに
なりました。
ネパール喫茶、だそうです。
彼女のカレーなど、スパイスをたっぷり
使ったお料理はとてもおいしく、
その上美人で人柄もとても良いので
お客さんがたくさん来るお店になると
いいです。
わたしに何かできることがあったら
言ってね~と言っていたら
お店ののれんを二つたのまれました。
お店のロゴは、ネパールの文字の
イメージで、ちょっと垂れている感じに。

地模様の凹凸のある地厚の木綿生地を
選んだので、染めの仕上がりがきれいに
なるか心配でしたが、
どうせなら、糸目の手描き友禅と
型染めの、二種類でおなじデザインを
染めてみることに。

 

↓こちら、手描き友禅。

青花の下絵に、てづくりのもち糊で 糊置きをして。

白地に黒い文字なので、泣かせて
(はみ出して)なるもんかと
地入れはしっかり目に。

↓こちら、型染め。

友だちに送るための手挿し証拠写真も
むすめが撮ってくれました。

蒸しも水元も、心配ごとだらけでしたが
まぁまぁ無事にすすみました。

できあがりののれん。
手描きと型染めではまた
ちがう味わいに。

 

↓こちら手描き。

↓こちら型染め。

↓裏から見たところ。
(右・手描き、左・型染め)

家の玄関に勝手につけてみました。

 

 

 

 

 

 

「またまたお家ですごす」

 

 

 

 

 

 

お洋服をむすめたちでそれぞれ
選んだ休日。
あたたかさ重視の長女に、
どうしても着たい夏のワンピースを
前後逆に着こなす次女。

いっしょうけんめいお顔を描いていた
風船がしぼみ出したので、
ママがふくらますと、
ふくらみすぎて割れてしまいました。

次女泣く。
ごめんねぇ。
キッチンの片隅では、
先日まで花瓶に飾られていた
梅の花の枝を乾かしたものを
煮出しています。

最初に煎じた液を捨てて
二番目の液を数日置いて
濃くしてしています。
何色に染まるのかたのしみです。

 

 

 

 

 

 

「種まき」

 

 

 

 

 

 

藍の種をたくさんいただいたので
むすめたちと、蒔きました。

藍は、藍の生の葉っぱで
藍染めして、きれいなブルーが
染まったらいいなと思っています。
うまくそだってくれるかな?

 

お天気もよかったので、
染料店までお買いものに行き
お店のおじいちゃんとたくさん
遊んでもらったむすめたちでした。
帰りに、近くの公園に 鯉のえさやりに。

鯉にあげるための餌は、
ハトに狙われ、すずめに狙われ
逃げ惑うむすめたちでした。

たくさんいたすずめの
可愛らしいこと!

まだ冬の羽根なのか、まさに
福良雀です。

 

 

 

 

 

 

「お家ですごす」

 

 

 

 

 

 

さいきん休日でも家に
いる時間が長いのですが、
むすめたちはなんにもない日も
なんやかんやでたのしそうに
すごしています。
妹が手紙を書くのに
お姉ちゃんが文字をおしえていたり。
先日は、あやとりを
いっしょうけんめい教えていました。

 

 

 

 

 

 

「ヨモギ染め」

 

 

 

 

 

 

先日のカラスノエンドウ染めは
良い色に染まったものの
緑色、とはいいがたい色だったので
きれいな緑をもとめて
ヨモギで染めてみることに。

なんでも、熱に溶け出しやすい
色素は黄色のよう。
葉っぱを煮出した液の最初の
方に黄色の元がたくさん入っている
感じなのかな?と、一番目に煎じた
液を捨て、二番目の液を使ってみました。

すると、アルカリ抽出の、銅媒染で
とってもきれいな緑色に染まりました。
やさしいグリーンです。

ヨモギを摘んでいると
とっても爽やかな良い香りでした。
煮出していると、はじめは
草餅みたいでしたが、次第に
なんともいえない独特の香りに。
お風呂に使えるかな?と思いましたが
やめました。

 

むすめがお友だちと
近くの公園で遊んでいた午後、
次女と家にのこりひっそりと、
型染の型を彫り、先日の桜染めの
のこりの生地に、メジロやら
てんとうむしやらを描きました。

なんだか中国っぽい配色になりました。
心配していた色落ちもせず、
原因がおそらく助剤だったという
ことが判明し、すっきりしました。

 

 

 

 

 

 

「ミモザを見に」

 

 

 

 

 

 

先日、むすめたちと
公園に行くのを口実に、
ミモザのお花を見にいきました。

やっぱり、満開でした。
なんてかわいい…

 

本当は、公園で
草すべりをして、お昼をたべて
春の草花のスケッチをして
長女はお目当てのトカゲをつかまえて…
と、いろいろ予定していました
が、小雨がぱらつき
急に肌寒くなってきたため
急いで帰って、三人でお風呂に入って
あたたまりました。

道端で摘んだカラスノエンドウで
草木染をしたら、銅媒染で
とてもきれいな、鶸茶色っぽい黄色に
染まりました。

鉄媒染で、こちらも感じのいい
利休茶色に。

草を細かくちぎっていると
きぬさやのような香りで、
ぐつぐつと煮ていると、ほうれん草の
香りでした。
食べられそうです。
この上に、どんな柄を染めようか
たのしみです。

 

 

 

 

 

 

「おたんじょうび」

 

 

 

 

 

 

長女が7歳のおたんじょうびを
むかえました。
わたしのもとに生まれてきてくれてから
もう7年もたつのだと思うと
なんだかふしぎ。
いまや、ママの気持ちもよく理解して
くれる、やさしいレディです。
ケーキに刺したろうそくの
炎の色がカラフルで
興奮していた姉妹でした。

 

 

 

 

 

 

「染めのつづき」

 

 

 

 

 

 

先日、桜の枝で絞り染めを
した生地に、型染めで柄をつけました。

奈良に行ったときに、牧場で
描いたスケッチをもとに、
テーマは羊さんに。

菜の花や、ふきのとう、
セリも 摘んだし、図柄に添えて。

 

↓こちら蒸し&水元後。

今回は、蒸し&水元後に
さし色がけっこう変わってしまい
ざんねんな結果になりましたが、
ほわ~んとした雰囲気なので
それはそれでありなのかも しれません。

 

助剤をいつもと変えたりしましたが、
原因がわからないので、
またしてみてわかることかなと
思います。

 

そういえば、草木って緑色が
多いのに、単独の植物から
きれいな緑を染めるのは
むずかしいんですって。
ふしぎ!
でも緑系も染めてみたいなぁと
話していると、長女がこんど
校庭でカラスノエンドウを
たくさん摘んできてくれることに
なりました。
ヨモギもたくさん生えてきたよ、と。
むすめたちも楽しんで
わたしの制作を見ていてくれていて
なんだかうれしいです。

 

 

 

 

 

 

「薪割り」

 

 

 

 

 

 

奈良に行ったときのお宿は、
いろりの自在鉤を
釣った火鉢があったりと
昔ながらの生活が今でも
のこっているみたいな
空間でした。

中庭には、鶏小屋があって
産み立ての卵がいただけたり、
椎茸が収穫できたり。
朝には、うぐいすが鳴いていました。

鉄瓶にはお湯が沸いていて、
民宿のご主人がつくられたという
まこも茶を煮出して、いただきました。

羽釜でごはんも炊けるよ。
というので、お庭で薪割りをして。

薪割りは、山の幼なじみは
たしか、斧みたいなので豪快に
割っていた気がしますが、
ここでは、戦時中に女性でも
薪割りができるようにと作られた
道具をつかっていて、こどもでも
安全に薪割りができたのでした。

パパが火の番をしながら
お芋と、とれたての椎茸を
焼いてくれました。

翌朝も、一番早起きをして
お庭でごそごそしていると思ったら
パパが椎茸を焼いていました。
一晩かぎりのこの生活を
いちばん楽しんでいたのは、
もしかするとパパだったのかも
しれません。

 

 

 

 

 

 

「さくら染め」

 

 

 

 

 

 

京都で春一番が吹いたという
先月のいつかの土曜日。
学童へ長女をおむかえにいくと
敷地内のあちこちに桜の枝が
落ちていました。
花の咲く前の桜の枝は
よく染まるのだと、本に書いて
あったのを読んだばかり。
チャンスかも、と夢中で拾い、
先生に、いただいていいか聞くと、
どうぞどうぞ、とのこと。

桜の剪定時期なんて限られているし、
蕾の付いた枝など剪定しないだろうから
こんなチャンスはめったにないと、
ときめきました。
さっそく、枝を乾かして
ぽきぽきと折って、アルカリ抽出で
染液をつくって…

すぐに染めるつもりでしたが、
染液はキッチンの片隅で4日間も
放ったらかしに。
見るとすっぽんの生き血のような
色になっていました。

今回も、かんたんな絞りをして
染めてみました。

はじめての銅媒染。
濃染剤もつかって。

たった2~3分浸しただけで
とても濃い色に染まりました。
ピンク、というよりも茶色。
レバーみたいな。
でもすてきです。
翌日、浸す時間を減らしたら…

なんてやさしいピンク!
ふんわり、甘~い色合いです。

それぞれこのあと、型染を
して、墨描きをして仕上げます。
たのしみたのしみ。

 

 

 

 

 

 

「おひなまつり」

 

 

 

 

 

 

うちにはむすめがふたりいるので
ことしもささやかですが
おひなまつりのお祝いをしました。

おいしいかんぴょうをいただいたので
生まれて初めてかんぴょうを
炊いてみました。
おいしい!

この、かんぴょうチップス、
むすめたちのお気に入りでした。

おじいちゃんが持ってきてくれた
ケーキがとってもかわいくて。
なかなか食べない次女がまた
かわいかったです。

 

 

 

 

 

 

「牧場」

 

 

 

 

 

 

奈良へ旅行中、
牧場に寄りました。

2月は羊の出産シーズンのようで
子羊がたくさん。
なんて可愛らしいこと。

むすめたちは、かわいい
羊を見つけては、スケッチを
していました。

おせんべいも持っていないのに、
わたしが移動するたびに
ついてきてくれた、羊のショーン
みたいな子がいたり。

牧場の中には、羊さんの毛で
つくった作品や、紡いだ毛糸で
織った、織り物が。

触らせていただくと、たしかに
ウールの手触りでした。
羊毛は草木染で色を染めている
のだそうです。

この色は、茜とか、
セイタカアワダチソウとか
おっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

<2月>

 

 

 

 

 

 

「おひなさま」

 

 

 

 

 

 

のんびりしていたらもう
こんな時期。
ようやくおひなさまを出しました。

ささやかなサイズですが、
むすめたちのお気に入りです。
桃の花ではないのですが、
先日、おくどさん体験のときに
お土産でいただいた梅の花を
添えて。

 

 

 

 

 

 

「月ヶ瀬の梅」

 

 

 

 

 

 

お天気の良い先日の
にちようび。
奈良の月ヶ瀬梅渓に
いってきました。
さぁ、ここに車をとめて
梅を見に行くよ~ というよりも、
車で走っていると景色の中の
あちこちに梅、梅、梅…

梅の並木の中を、すすんでいる
ようでした。
渓谷の梅も、なんてきれい。
まだ五分ほどの咲き具合でしたが、
蕾がほころんできて、さっき
開いたのかな?みたいなお花が
たくさんあって。
香りもあちこちに漂っていました。

枝から枝へちょんちょんと飛んでいく
メジロたち。
かわいいです~
そうそう、ここの月ヶ瀬の梅の
梅の実を炭にした「烏梅(うばい)」が、
紅花染の美しい赤の固着を強める酸の
役割として珍重されてきたそうですよ。
紅花染って昔は、京紅とか、京の象徴的な
染物だったんですね。

染司よしおかさんが、この絵本の最後に
コメントを添えてらっしゃいました。

 

このあいだから、スケッチに
はまりだした長女。

梅の花も、よく観察して
力強い線で描いていました。

雪がちらつくほど寒かったこの日。
わたしもいっしょにスケッチして
いましたが、手が震えて
線がガタガタでした。

近くの温泉で、ぽかぽかに
あたたまり、お宿へむかったのでした。

 

 

 

 

 

 

「奈良へ行く」

 

 

 

 

 

 

はじめて、奈良へ
いってきました。
前からしてみたかった
おくどさんでごはん炊きと
山菜摘みをさせていただきに。

立派なお庭のおばさんのお宅は、
玄関に鹿の角があったり
くちなしの実があったり。

鹿の角は、ある朝
畑にいくと落ちていたのだそうです。
お庭には、山羊もいて、
金魚のいる水槽には、クレソンが
生えていました。

いまの季節に取れる山菜は
ふきのとうとセリということで、
山に入って摘ませてもらいました。

すぐコツを覚えた長女が
ひとりで目当ての山菜をうまく
見分けて、どんどん収穫してくれました。
摘むと良い香りのする セリに…

畑の菜の花に…

お台所のすぐそばのお庭に生えていた
ふきのとう…

もうすこしすると、この
とげとげの木に、タラの芽が
生えてくるそうです。

見てみたい!

 

はじめて、おくどさんに
火をくべて、釜でお米も
炊かせてもらいました。

お米をはかった一升桝。

ほとんど近くで収穫したもの
ばかりのお昼ごはんは
とってもおいしく、贅沢に感じました。

そそくさと、ごはんのおかわりに
いく長女。

 

 

 

 

 

 

「床下の入口」

 

 

 

 

 

 

絨毯をはがして
お掃除をしていたら、床下への
入口に興味を示したうちの
むすめたち。

「この下に何がいるの~?」
と聞いてきました。
ん??何がいる??
なんだろう。
ママは入ったことないけど、
よくおじいちゃんが
点検しに来てくれています。

 

虫?とかかな?? と言おうとしたら
「アリエッティとかがいるのかなぁ?」
と長女。
そういえば、姉妹は 録画してあった
「借りぐらしのアリエッティ」を
見返していたところでした。

 

床下に妖精がいたらすてきです。

 

 

 

 

 

 

「こどもの絵」

 

 

 

 

 

 

少し前に、次女の保育園で
作品展がありました。

遠目からでもすぐにわかった
次女の絵。

おねえちゃんの影響で、
彼女の絵にも虫が登場しだして います。
お友だちの絵も
なんてすてき。

そして先日、長女の小学校でも
作品展がありました。

「なんかひよりのだけ手がめっちゃ
きれいじゃない?」

と聞くと、
骨折してたから先生がつくってくれた、
とのことでした。
今はすっかり指も動くように
なり、小さなツルを得意げに
折ってくれます。

次女のすみっコぐらしも
かわいいです。

 

 

 

 

 

 

「ビワの葉っぱ染め」

 

 

 

 

 

 

先日の、お庭のユーカリで
やさしい黄色が染まったので、
こんどはなにかピンクに染まるような
植物はないかなぁと探していると
なんと、ビワの葉っぱできれいな
サーモンピンクが染まるとのこと。
ビワといえば、実家の近くのあちこちに
植わっていた覚えがあり、ばぁばに聞くと、
「じいじといっしょにもらってきたよ~」
と、数日後に郵送でビワの葉っぱが
届きました。

さっそく刻み、染めてみることに。

なんでも、染液をアルカリ性にすると
ピンクが染まりやすいとのことだったので
お掃除用にあったセキソをつかいました。
今回は、絞りもけっこうがんばりました。
そして、先日のアルミ媒染だけでなく
鉄媒染をしてみたくて、鉄くぎを錆びさせて
いましたが、なかなか錆びてくれず。

道端で恥をしのんでこっそり拾った、
謎の錆びた金属で、媒染液を
つくっていました。

この金属がちゃんと鉄だったのか
確かめるべく、この液での媒染も
してみました。
休日のお昼間に、パパとこどもたちと
お祭りにいくのもおいてきぼりで、
ひとりで3時間ちくちくと
縫って絞った、力作の絞り。

だったのに。
なかなか思う色にならず
何度も媒染や重ね染めを繰り返した
結果、絞りの中にまですべて色が
入ってしまい大失敗!

ただ、いっしょに巻き付けていた毛糸は
薄ピンクに染まりました。
糸をほどく前の姿は
エビフライみたいで可愛かったです。

鉄(?)媒染用にちくちくと
縫い絞っていたもので、
はじめての板締めにも挑戦。
コースターが犠牲になりました。

だいやすの着物でとても気になっていた
絞り染めの方法をたしかめてみたくて
この柄に。

蝶々がたくさん並んでいるみたいで
可愛い仕上がりです。
グレーみをおびた色合い。
道端の謎の金属は、ちゃんと鉄
だったようです。
今回の失敗をふまえ、
草木染めの本を買いました。
お勉強したいと思います。

 

 

 

 

 

 

「雪のちらつく日」

 

 

 

 

 

 

しばらく暖かい日がつづいていましたが
京都にも雪がちらついた先日。
保育園の帰り道に
すこし遠回りして、次女と
梅の花を拾ってかえりました。

なんていい匂い~

そのお花で、まん丸の氷を
つくってみました。
といっても、去年もたしか同じことを
したのだったなぁ。

外に製氷皿を出しておきましたが、
案の定凍らず。
一晩たって、冷凍庫に入れました。

 

 

 

 

 

 

「バレンタイン」

 

 

 

 

 

 

今日はバレンタインデーですね。
ちょうどきのう、長女の参観日
だったので、帰宅後
みんなでクッキーを焼きました。

さくさくのクッキーが好きなので、
スノーボールクッキー。
むすめたちとわたしで
こねたり丸めたりしていましたが、
夢中でしていたので、
写真を撮り忘れました。
4歳の次女が、わたしや
おねえちゃんに聞きながら
すこしずつ文字をおぼえていたのは
知っていましたが、
こんなにかけるようになっているなんて。

小さく薄い紙に、
集中して書く姿…

年中さんになったら、
みんなにお手紙をくばりだすのでしょう。

 

 

 

 

 

 

「ベイマックス」

 

 

 

 

 

 

たまごを茹でたら。

ちょうどベイマックスを
むすめたちが観ていた
ときだったので、
たまげました。

次女はベイマックスのことを
でいまっくす と言います。
羽根がはえたねぇ。

 

 

 

 

 

 

「お庭を染める」

 

 

 

 

 

 

先日、ユーカリで染めた
絞り染めの色をベースに、
型染め&墨描きをしました。

お庭に、さいきんよく来る
猫ちゃんと、早く咲いてほしい
イワダレソウのお花を描いて。
虫も添えて。

はじめての型染めです。

型は、糊防染の分は紗張りを して。

ちゃんと下調べもせずに、
糸目友禅のときにつかっている
伏せ糊を緩めてつかったり、
染料もいつものものを糊気を強めに
するだけという適当具合でしたため、
肝心の地入れのタイミングも誤り
失敗だらけの反省点ばかりでした。

 

が、糸目友禅とはちがって、
最初に完成形が見えていなくても
草木染の染まった色を見て
ころっとデザインを変えたり、
あまり計算せずに感覚で染められる
感じがして、素人ながらも
楽しかったです。

 

草木染の良さ、型染めの良さ、
手描きの良さ。
糸目友禅の良さも加えられるのかな??
糸目友禅の良さって、何だろう。
繊細な糸目とぼかしは、
の図柄の 雰囲気に合うのかなぁ、
なんて考えたり。
型絵染の鈴木紀絵さんのつくりあげた
草木染×型染×墨描きの
バランスはとってもすてきで、
わたしも、わたしなりのバランスが
みつけられたらいいなと
思うのでした。
なんとなく具合がわかったので、
つぎはちょっとはましになると
信じて、またしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

「お大福と草木染」

 

 

 

 

 

 

おじいちゃんからいちごをたくさん
もらったので、いちご大福に
しました。

大福にはお茶。
このお茶の出がらしで
下染めをして、
草木染をしてみました。
本染めは、お庭のユーカリの葉っぱで。

煮だしていると、
ユーカリの、爽やかでいい匂いが
部屋中に漂いました。
いつだったか、ドライフラワーに
していたときの香りはひどかったのに、
摘み立ての葉っぱを炊くと
こんなにもいい香りだなんて
びっくりです。

縫い締め絞りに、帽子絞り…
絞った生地を、煮汁の中にいれて、
媒染は、お漬物などにつかう
ミョウバンでアルミ媒染に。

なんと、きれいな黄色に
染まりました。

ベージュとかになるかなぁと
思っていたので
またまたびっくりです。
このあと、はじめての型染めに
挑戦して、墨描きして、春のお庭の
柄を染めました。
長くなるので、型染のことは
また次に書こうとおもいます。
いつか、黄色も染められたらと
玉ねぎの皮もあつめ中でしたが、
今回のユーカリと色がかぶるかな??
たのしみです。

 

 

 

 

 

 

「みちくさ」

 

 

 

 

 

 

いつも、わたしが仕事から帰るより
一足先にお家について
待っていてくれる長女。
が、きのうは帰り道に
帰宅中の長女と会いました。

 

「あれぇ。おそいねぇ~」
と声をかけると
「けんちゃんとお花摘んでた。」
とのこと。

 

だんだん日も長くなってきて
夕暮れの時間もおそくなってきて。
道端のお花に目が行く気持ち
わかるなぁとおもいつつ。
たんぽぽに、ほとけの座、
ヒメジオン?ハルジオン?に、
椿だか山茶花だかの花びらに
梅の花…

 

 

 

 

 

 

「節分と立春」

 

 

 

 

 

 

今日は立春ですね。
きのうは節分ということで、
お家では豆まきをして、
お寿司をいただきました。

このあいだ作った
張り子の鬼のお面も大活躍。

パパの鬼では怖くないということで
ママが鬼になったら

次女は泣きました。

おやつは、タルトタタンを焼いて
カフェラテを鬼にしてみました。

お豆を気に入り、
年の数の何倍もたべていた
次女でした。

 

 

 

 

 

 

「おべんとう」

 

 

 

 

 

 

きのうのネットスタッフ相方の
ブログつながりではないですが、
ちょうど土曜日、むすめに
持たせたおべんとうが
これでした。

ねずみ男。

ざんねんながら、長女本人の反応は
もひとつでした。
ただ、このおべんとうを見た
次女は、大層気に入ったようで
次回の遠足はぜったいこれにして
との予約が入りました。

 

 

 

 

 

 

<1月>

 

 

 

 

 

 

「梅宮大社」

 

 

 

 

 

 

きのう、梅宮大社に行ってきました。

この季節になると
ロウバイ咲いてるかな?と
行きたくなる神社。
気づけば毎年行っています。

ロウバイは、まさに満開。
お庭を歩いていると、
甘~い香りが塊になって
いろんな場所を漂っていました。
早咲きの梅も、ちらほら
咲き始めていて、
ぽわんと高貴な香りを放っていて。

うわぁぁぁぁいいにおい…
と、うっとりしながら
香りを満喫していました。
次女も、香りの濃い
蕾を拾っては、くんくんと
匂っていて。

でもやっぱり、鯉の餌やりに
夢中のむすめたち。

良く晴れたあたたかい日で、
猫ちゃんたちもあちこちで
ひなたぼっこをしていました。

この椿、一輪でブーケみたいに
華やかです。 椿の、こういう咲き方を
唐子咲きというのだそうです。

次女は、バラと言っていました。

 

 

 

 

 

 

「お面ができた」

 

 

 

 

 

 

先日からつくっていた
張り子のお面が完成しました。

乾かしていたお面に
溶かした粘土を何度かぬりぬり、
乾いたら、 各々、アクリル絵の具で
好きに着色しました。

よほど楽しいのか、すごい集中力の
ふたり。

ぼこぼこした面に、
目の丸を描いたりは
むずかしかったようですが
がんばっていました。
わたしも仕上げ(修正)を
すこし手伝いました。

そのあと、ニスでつやつやにして、
目ののぞき穴をあけて、
紐を通して完成です。

どのお面もちょっとこわいですが、
みんな、さいごまでがんばりました。
ずっとねこのお面を
被っていた次女。

視界が狭く、できたての
鬼とうさぎのお面を踏んづけてしまい
泣いていましたが、
意外とかちかちのお面に仕上がっていた
ため、壊れずにすみました。

 

この鬼のお面、節分のときに
活躍してくれるといいです。

 

 

 

 

 

 

「お面」

 

 

 

 

 

 

年末に右手首を骨折していた
うちの長女。
数日前にようやくギプスが外れたので、
節分の鬼のお面でもつくろうか~
と、張り子のお面づくりに
挑戦しました。
鬼、といったのに
長女はうさぎがいい、
次女はねこがいい、と。
わたしが適当につくった土台に、

粘土で肉付けをしてもらい、

半紙をぺたぺたとしてもらい、

今朝、型から外して、溶かした粘土を
ぬりぬりしてきました。

ここ3週間ほどで、左手を
利き手のようにつかいこなせるように
なっていた長女。
右手が自由になったのに、
作業もすべて左手でこなしていました。
まだ、真っ白のお面ですが、
次女のねこは、ミルクティー色の
斑点を描くのだそうです。

 

ちなみに、上級生用のうんていから
落ちて骨折した長女。
ギプスを外してもらった日、
さっそく 病院の先生に、
うんていをしていいか
聞いていました。

 

 

 

 

 

 

「鯉」

 

 

 

 

 

 

ぴかっと晴れたすがすがしい本日。
成人式に向かうのであろう、
振袖姿のお嬢様がたの姿を
ちらほら見かけ、若い方のお着物姿って
いいなぁとしみじみ感じました。
成人を迎えられた皆さま、
おめでとうございます。
さて、おめでたいつながりでは
ないですが、先日、
近くの勝竜寺城公園で、
鯉の品評会のようなものが
開催されていました。

鯉というと、昔から
龍の化身といわれたり、
立身出世など、おめでたい意味の
込められた縁起物だったのだ
そうですよ。
次女が乗れそうなくらい
立派な鯉が、目の前で見られて
大興奮のむすめたち。

お顔のかわいいこと!

こんどは、おじいちゃんを
連れてきて、買ってもらうのだと
言っていました。
どこで飼うつもりでしょう。

 

 

 

 

 

 

「お野菜」

 

 

 

 

 

 

里帰りをしたときに、
ことしも、親戚のおじさんの畑で
お野菜を収穫させてもらいました。

丁寧に育てられたお野菜たちは
どれもぴかぴかとしていて
とってもおいしそう。

ブロッコリーに大根、にんじん、
はくさい、キャベツにサニーレタス!
つい先日、持ち帰った
お野菜から出てきたらしい青虫が
うちのリビングの床を這っていて
悲鳴をあげました。
あったかくて、春だと思ったのかな?

 

 

 

 

 

 

「初詣」

 

 

 

 

 

 

ことしも、旦那さんの実家に
一家が集まってみんなで
下鴨神社にお詣りにいきました。

この、焚き火みたいなの
なんていう名前なのでしょう。

いつの間にかわたしの中で、
初詣といったらこの匂いだなぁと
思うようになってきていて、
なんだか、新年を迎えて
身が引き締まる感じがします。

お義兄さんのところの赤ちゃんが
ぷくぷくに大きく育ち、
お座りまでできるようになっていて、
それはそれは 可愛らしかったです。

 

 

 

 

 

 

「お正月」

 

 

 

 

 

 

年末から、わたしのお里に帰り
お正月はじいじ、ばあばといっしょに
過ごすことができ、大はしゃぎの
むすめたち。
いただきもののおせちに、
たこあげに、かるた。

絵にかいたような
お正月をすごしました。
わたしの育った地域では、
元旦にこどもたちが朝から獅子舞で
各お家にお年玉をもらいにいきます。

京都みたいに、獅子舞が
こどもの頭をかじったりしませんが、
かわりにお金を食べに来ます。

京都で、何度か獅子舞で
怖い思いをしている次女は、
逃げ隠れて、泣くのをこらえていました。
ことしは、凧あげの凧は
ばぁばに買ってもらったカイトでしたが
とってもよく飛んでびっくり。
そういえば去年、奴凧を竹ひごで
つくって、飛ばすのに苦労したことを
おもいだしていました。

 

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お誕生日とフェイジョア染め

お誕生日をむかえました。

 

歳を重ねることに対して
とくになにかを思ったりすることは
ないのですが、お祝いしてもらうと
やっぱりうれしいものです。

 

お庭のフェイジョアがひっそりと
咲き始めたころ、伸びに伸びた枝を
ちょっとだけ剪定して
草木染につかいました。

 

木を切るときに、枝に
七夕さま?が居ました。
七夕さま、なのか、雪ん子なのか。
こどもたちに見せると、
「かわいい~~~」と言っていました。

ずっとやりたかった、リボンみたいな
形の、折り縫い絞りです。

 

ゆかた用の木綿生地を染めたので
13メートル!
生地を折りたたむのも、縫い綴じるのも
なかなかたいへんな作業でした。

 

今回、はじめて着尺を草木染で
そめるということで、大きなお鍋も
買いました。

 

猫も茹でられそうなお鍋です。

 

きれいなグレーに染まったものの、
絞りはあまり納得はいかず。
またリベンジする予定です。