東京の着物屋さん、kosodeさんから
注文をいただいた帯を染めました。
この帯を染めるのは、今日で4本目。
前よりもちょっと垂れのしましまを
きりっとダークに発色させたのと、
どこかのだれかに気に入られて、
末永く愛用してもらうんだよと
念を込めながら染めていました。
蒸しをかけて、水元して、
湯のしのアイロンをかけているときに
いつも、なんてきれいな帯地なんだろうと
うっとりします。
この光沢は野蚕糸の光沢かな?
日本のお蚕さんと違って、口がぎざぎざ
してるから、吐き出す糸も均一じゃなくって
乱反射というのか、独特の光沢が
あるんですよね。
うちの黒猫つゆと、お留守番をしながら
やわらかい光の入るお部屋で
穏やかにお仕事できました。
つゆは、のどが渇くと
にゃーとわたしを呼んで
蛇口をひねらせます。